南シナ海で再び緊張 米国防長官、「アジアへの関与を強化」
【大紀元日本6月6日】ゲーツ米国防長官は4日、シンガポールで開催中の「アジア安全保障会議」での講演で、国内の国防費削減方針やイラクとアフガンでの軍事行動に対して国内で圧力がかかってはいるが、米軍はアジアへの関与を強化すると述べた。
「これまでの人生で、米国の強大な力と適応能力を自分の目で見据えてきた。米国の力を過小評価する独裁者と侵略者は、すべて歴史のゴミ箱に捨てられてきた」とゲーツ国防長官は発言。
これに対して、かつて米軍と戦争したベトナムのグエン・チー・ビン国防次官は、「米軍の存在を歓迎する」と表明した。同国防次官は5日、シンガポールでの記者会見で、「いかなる侵略行為も許さない」と南シナ海の島々の領有権を強調している。
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