「教育より利益優先」 突然の廃校 保護者らが抗議デモ=中国ハルビン市
【大紀元日本6月28日】中国ハルビン市にある黒龍江大学付属中学(日本の中学・高校に相当)は、所有する土地の売却を理由に、突然の廃校を生徒たちに伝えた。千人余りの生徒は、数十キロ離れた郊外にある学校への転校を余儀なくされた。保護者らは23日、教育より利益に走る経営陣に抗議するため、同校周辺でデモを行った。
廃校を通達された当日、多くの保護者と生徒が学校側に説明を求めたが、学校側は「訴えるなら勝手にしろ」と拒否した。さらに学校から通報を受けた警察は、保護者らに暴行を加え怪我をさせたうえ、一部の保護者を一時拘束した。
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