中国の前財政部長、失脚原因は台湾女スパイの誘惑か=ウィキリークス

【大紀元日本6月30日】内部告発サイト・ウィキリークスが公開した米公電によると、中国の前財政部長・金人慶氏は台湾の女性スパイと愛人関係を持ったため、2007年8月に辞任に追い込まれていたという。

当時、同氏の辞任は「個人的理由」によるものとされていたが、台湾の情報機関にはめられた可能性があると同公電は伝えている。公電は2007年9月20日に作成されたもの。

同氏は、中国石油大手の元トップ・陳同海氏からこの女性を紹介された。この女性は、同じ時期に中国前農業部長・杜青林氏、山東省青島市トップ・杜世成氏などとも愛人関係にあったといわれており、その間、複数の中国要人が一人の台湾女性を「共有」していたことになる。

2009年7月、中国紙・信息時報は、陳同海氏と杜世成氏が李薇(リー・ウェイ)という女性を愛人にしていると伝えているが、この女性が金氏を失脚させた女性と同一人物かどうかは不明だという。

(翻訳編集・高遠)
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