中国前国家主席・江沢民、党祝賀式典を欠席 浮上する重病説

【大紀元日本7月3日】北京で1日に行われた中国共産党創立90周年の祝賀式典に、江沢民前国家主席(84)が欠席したことから、同氏の重病説が流れている。香港紙・蘋果日報(アップルデイリー)が伝えた

それによると、北京の人民大会堂で開催した式典には朱鎔基前首相、李鵬元首相など引退した国家指導者も登壇したが、「目立ちたがり屋」の江・前国家主席は姿を表さなかったという。

今回の江氏の欠席について、中国問題専門家は「重病または影響力の低下」によるものだと見ている。香港の時事評論家・劉鋭紹氏は、結党90周年記念という重要な式典に国家主席経験者が欠席したのは「異常」だと指摘し、重病説が本当ならば、来年の第18回党大会を控え、同氏の影響力は一層低下すると指摘した。

また、中国政府寄りの香港メディア鳳凰網は先日、政府上層部情報筋の話として、江氏は今年4月に大病にかかり健康状態が悪化していると報じた。インターネット上には、同氏が入院加療中との情報や死亡説も流れている。

江氏は昨年11月末、静養先の四川省で都江堰市を視察したと報じられて以来、姿を見せていない。当時、同氏が視察した現場付近には救急車が待機していたとも伝えられており、同氏の健康状態に関する憶測が飛び交っていた。

(翻訳編集・高遠)
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