広東省の製油所で爆発事故 住民らが避難=中国

【大紀元日本7月12日】広東省恵州市の大亜湾製油所で11日午前4時10分ごろ、オイルタンクが爆発する事故があった。午前7時ごろに火は消し止められたが、黒い煙が一面に立ち上っていたという。死傷者情報は出ていない。

現地政府によると、稼働中だった製油機器の塔底油ポンプ部分から、油漏れによる火災が発生したという。現場周辺は火の海と化し、住民らが直ちに避難した。けが人はなく、石油流出も見当たらなかったという。

同製油所は中国海洋石油総公司(CNOOC)の傘下にある会社で、2009年6月に使用開始した。1200万トンの年間生産量で、CNOOCが単独出資で建設した最大規模の製油所。

2010年7月にも同製油所でオイルタンクから出火する事故があった。

一方、CNOOCが所有する海上油田では6月、石油の流出事故が発生し、渤海の840平方キロメートルを汚染したと報じられたばかりだった。

(翻訳編集・高遠)

炎上する製油所を眺める人々(新民網よりスクリーンショット)

炎上する広東省恵州市の大亜湾製油所(新民網よりスクリーンショット)

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