音楽名門校の生徒8人 進学できないショックで集団自殺を約束

【大紀元日本7月13日】北京にある音楽の名門校・中国音楽学院付属高等学校一年生の生徒8人が、睡眠薬を飲んで集団自殺を図る約束をした。このうち1人は9日午前、自殺を実行し病院に運ばれた。4人とは連絡が取れず行方不明になっている。この8人は、6月に実施された学期末の進学テストに合格できなかったとして、学校側から退学を通告されていた。進学できないことへの精神的ショックによる行動と見られている。

11日付けの京華時報によると、この8人の生徒は8日に自殺の約束をし、それぞれ睡眠薬を買い込んだという。

この中の1人の16歳の女子生徒の母親によると、同高校で声楽を学ぶ娘について、8日夜、学校側から電話が入り、「本学期は15科目の課程で三分の一が不合格なら退学処分とする。○○さん(自殺を図った生徒)は合格基準に達していないので、8月30日までに退学手続きをとらなければいけない」と伝えられた。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。