土地強制収用めぐり官民衝突 警察による殴打で村民多数負傷=広東省
【大紀元日本7月30日】7月19日、中国広東省梅県佘江鎮の紅星村で、地元政府の土地収用をめぐり、官民衝突事件が発生した。村民らは地元政府による土地の強制収用を阻止しようとしたが、当局が出動した警察、機動隊等600人余りに殴打され、多数の村民が負傷。男女計4人が連行された。
現場を目撃した村民の頼さんは、「梅県裁判所、交通警察、公安、機動隊のほか、身分不詳で体格のいい男らと、10数台の重機が集められた。全県各鎮の共産党幹部がその場に到着すると、村民らは路上に跪いて(強制収用しないように)懇願した。しかし警察は、警戒線を引き、そこに近寄る村民に対して次々と暴力を振るった」と当時の状況を説明した。
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