イケア、中国ニセ店舗は「商標侵害」 弁護団が調査

【大紀元日本8月5日】中国雲南省の昆明市内にある総面積3千坪の4階建ビルの家具店、「十一家具」。外観から内部の装飾まで、スウェーデンの家具大手「イケア(IKEA)」とそっくりだ。スウェーデン日刊紙SVDによると、イケアはこの店舗について商標侵害にあたる可能性が高いとして、専属弁護団に調査を依頼しているという。

十一家具の写真を見たというイケア広報部長イルバ・マグヌスソンは2日、「イケアと多くの類似点が確認できる。どれほど多くの商品、類似性が商標侵害にあたるのか、私たちの弁護団が決める」と述べ、すでにイケアは弁護団に現地調査を依頼しており、十一家具の告訴を検討していることを明らかにした。

十一家具は、イケアのイメージカラーである青と黄色を多用し、各商品を実際の生活感ある部屋のように配置したモデルルームやポップの使い方など、ありとあらゆる物がイケアを模倣しているように見える。店舗内にレストランがあることまで真似ているが、料理はスウェーデン本家の名物ミートボールやサーモンの代わりに、中華風のメニューが並んでいる。

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