完成間近の大橋、突然倒壊 死傷者5人=中国海南省

【大紀元日本8月11日】中国南部の海南省万寧市で8日、完成間近の大橋が突然倒壊し、作業員2人が死亡、3人が負傷した。

人民網の報道によると、倒壊した大橋は同市の万城鎮と礼紀鎮をつなぐ太陽河を跨ぐ青渓大橋。事故は現地時間の同日午後5時半頃に発生した。死傷者は全員現場の作業員。

現場に居合わせた人によると、コンクリートを流し込む作業をしていたところ、突然、大きな音とともに、橋が崩れ落ちた。橋の下にいた2人の作業員が下敷きになり死亡した。

現地住民は本紙の取材に対して、「この工事は専門家が合格の鑑定を出したようだ。それでも倒れた。いまの中国は、工事があるところに汚職があり、おから工事が氾濫している。経済が高速に発展するとともに、このような悲惨な案件が後を絶たない。社会全般の道徳基準がなくなり、拝金主義の主導を裏付ける事故だ」と述べた。

現時点では、事故の原因は現場の違法操業とされている。

(記者・方暁、翻訳編集・叶子)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明