チベット僧が焼身自殺 当局、寺院封鎖=四川省

【大紀元日本8月18日】四川省カンゼ・チベット族自治州で15日、チベット人ラマ僧が中国政府の制圧に抗議するため焼身自殺した。その直後から、大量の警察がその僧侶が所属する寺院を包囲した。それを受け、現地のチベット人住民が寺院側の声援に駆けつけ、警察と対峙しているもよう。

国際人権団体フリー・チベット・キャンペーン(本部・ロンドン)によると、15日正午、カンゼ州タウ県にあるニンツォ・ゴンバ(霊雀寺)の僧侶ツェワン・ノルブさん(29歳)は県政府の前で大量のビラを撒いた後、ガソリンを被り焼身自殺を図って死亡した。

目撃者の証言によると、ノルブさんはそのとき、「チベット人は自由がほしい」「ダライ・ラマ万歳」「ダライ・ラマをチベットに帰還させて」などと叫んでいた。

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