ソ連政治局 天安門事件死亡者は3000人と記録
【大紀元日本8月22日】1989年10月4日に開かれた旧ソ連の上級政治機関・政治局の会議で、中国で同年6月4日に起きた「六四天安門事件」では、3000人の死者が出たと言及されていたことが、機密扱いとなっていた当時の議事録より明らかになった。欧州で権威ある、ドイツの時事週刊誌「デア・シュピーゲル」が11日、ゴルバチョフ元ソ連大統領とのインタビュー記事の中で伝えた。
同誌によると、機密書類となっていたソ連政治局の議事録には、ゴルバチョフ氏が政治改革「ペレストロイカ」を推進する中で、反対勢力への武力行使も辞さないことを示唆していたとし、3000人が天安門事件により死亡したとの報告を受けた当時のゴルバチョフ大統領は、こう答えたという。
「我々はリアリスト(現実主義者)でなければならない。リアリストはその身を守る必要があり、我々もそうするべきだ。3000人が、何だというのだ」
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。