<中国ネット事情>ミニブログでの一言、米国人マイクは中国で有名人に

【大紀元日本9月27日】「私はマイクといいます。最近アメリカから北京に来たばかりです。Facebookで家族と連絡したいんだけど、ずっとアクセス出来ないんです。どうしたら良いのでしょうか」。 米国人のマイクと名乗る、ミニブログ微博の利用者が24日に発したこのつぶやきは大変話題になり、マイクは中国ネットユーザーの間で有名人となった。

Facebookなどの中国製以外のソーシャルネットワークサービスが、国内では情報遮断されているとは思ってもみなかったマイク。このさりげない質問に、多くの中国人ユーザーがフォローし、瞬く間にネット中に転載された。

マイクのつぶやきを見て、「様々な思いが入り混じる」と多くのネットユーザーがコメントする。微博ユーザー「悠来点啥」は、「連絡が取れないことが正常。これが中国にいる、ということの証明だ」とコメントした。

また別のユーザー「天涯不归客」は、「解決案は二つある。その1、私たちと一緒に革命を起こして民主政府を設立、これは一度で問題を根本的に解決出来る方法。その2、プロキシサーバーまたはアンチ検閲ソフト「自由の門(FreeGate)」を使ってネット閉鎖を突破する。この方法なら即解決できるぞ」とコメント。

また、ユーザー「@圮上者」は、マイクに諦めを促す。「早くアメリカに戻ったら? 中国の地溝油(有毒物質を含む不正製油流出問題)や、中国70キロ(杭州市で起きた暴走族事件)、こういうことで君はいつの間にやら死んでしまうかもしれない。一言で言う。天朝(共産中国を指す)は危険な国」

ユーザー「歪歪333」は、特別なネット言葉を使ってコメントしている。「ダーリン、北京郵電大学に行って方浜興教授(中国ネット検閲・金盾システムの開発者)に尋ねたら? 後は、アメリカ大使館に電話してなんとか解決してくれるように頼んだらいいわ。成功したら中国の民衆に感謝される。ちなみに、この国のあだ名は『西朝鮮』。覚えておいてね」

(翻訳編集・陸自通)
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