乗務員が乗客を殴打死 鉄道部への怒り再燃=中国
【大紀元日本9月29日】事故続きの中国の鉄道で、今度は傷害致死事件が起こった。26日早朝、広東省深センから安徽省合肥に向かう列車内で、乗務員による傷害致死事件が発生し、乗客1人が死亡した。国内メディア各社が27日に報じた。
事件は26日深夜0時ごろ、同K256列車が南昌駅(江西省)に到着した際に起こった。乗客の1人が乗務員と座席をめぐって争いになり、もう1人の男性乗客がけんかの仲裁をしようとしたところ、乗務員3人に殴られた。3人のうちの1人は列車長だ。
「隣の車両から1人がやってきて、(仲介者の)首を押さえつけて殴り続けた。一発はこめかみに当たった。乗客を殴ったのは車内で飲料販売する店員。彼を含む3人がその乗客を殴っていた。1人は列車長の制服を着た人。もう1人も乗務員の制服を着ていた」。中国経済網は同車両に乗り合わせた頼さんの証言を伝えた。「殴られた乗客はその場で動かなくなり、乗務員3人はそれを見てその場から立ち去った」
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