駐中国の米領事館元警備員、スパイ罪で起訴される

【大紀元日本9月30日】駐中国米国領事館の警備員が米国の国家安全情報を中国政府の幹部に渡そうとした疑いで、米国でスパイ罪で起訴されている。米VOAが報じた。

ブライアン・アンダーウッド被告(男、31)は今年3月から8月の間、中国の政府関係者に写真やその他の敏感な情報を提供しようとした。AP通信は米国司法当局の幹部の話として、同被告はこの期間中に工事中の駐広州米国領事館に契約制の警備員として雇われた。

28日に公開された検察側の資料によれば、同被告は中国当局の幹部宛の手紙で、「業務を始める」ことに関心を示していた。また、この手紙を書いた動機について、FBIの駐香港情報員に対して嘘の説明を行った。9月21日にワシントンで開かれた予審にも出廷しなかった。

アンダーウッド被告は24日、ロサンゼルスで逮捕された。有罪が確定すれば終身刑を受ける可能性があるという。

(翻訳編集・叶子)
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