中国ゴールデンウィーク、記録的な大混雑

【大紀元日本10月5日】中国では、10月1日からの1週間は「ゴールデンウィーク(黄金週)」と呼ばれる長期休暇期間を迎える。万里の長城や南京の中山陵、四川省の黄竜などの人気観光地は多くの観光客で大混雑。武漢、成都などのターミナル駅では鉄道乗客数の記録を更新し、中国を縦断する北京~珠海高速道路では大渋滞が起きていた。

長期休暇を管理する中国当局は1日、今年の黄金週の旅行情報を発表した。「全国119の観光スポットを訪れた観光客はすでに374万人に上っており、昨年同期比で2.7%増えている。その中で、北京は8.72%増、江西省の井岡山は66.18%増、南京の中山陵は215.8%増、四川の黄竜は105.13%増加した。上海万博会場は2日間で10万人の観光客が訪れている」

また、鉄道部の発表によると、1日の鉄道乗客数は892.8万人を記録し、昨年より7.7%増加。同日、武漢駅、成都駅、南昌駅の乗客数は史上最高を記録した。

さらに、道路や水路の利用客は延べ7620万人に達し、昨年と比べ1割以上増えている。北京~珠海間の高速道路を利用して広州を出るまでの50キロ区間では、1日、24時間以内に300件の交通事故が発生し、大渋滞が起きていたという。

(翻訳編集・王知理)
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