北京市近郊で列車脱線事故 「安心して乗れる交通手段がない」

【大紀元日本10月11日】10月10日午前9時30分、陜西省韓城市から北京西駅へ向かう1164便の旅客列車が北京石景山南駅付近で脱線した。北京日報が伝えた。

脱線したのは先頭の動力車。ホームから約300メートル離れた所で左側に脱線している。事故当時、列車は時速10キロ弱で走行し停車態勢に入っていたという。

事故による死傷者はいない。原因は現在調査中という。

2009年4月にも同じ1164便が脱線する事故が起きていた。当時も死傷者はいなかったものの、7両が脱線していた。

7月に起きた温州高速鉄道事故や、先月末に起きた上海地下鉄事故の影響で、人々の鉄道への不安が高まっている。今回の脱線事故に対しても、数時間のうちに50万以上の書き込みが微博に寄せられ、多くの人は「安心して乗れる交通手段がない」と嘆いている。

(翻訳編集・張凛音)
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