在米中国人科学者、産業スパイの罪を認める 最高25年の懲役刑

【大紀元日本10月20日】米国の商業機密を窃取し、商業スパイの容疑で提訴された米国在住の中国人科学者・黄科学被告(男、46歳)は現地時間18日、米国インディアナ州の連邦裁判所で罪状を認めた。

同被告は中国生まれで、米国の永住権を持っている。2003年から2008年までザ・ダウ・ケミカル・カンパニー社に勤めた。

米国司法省の声明によると、同被告は2007年~2010年に、ダウ・ケミカルで研究開発の責任者を担当した無公害殺虫剤の商業機密をドイツと中国に提供し、その上、窃取した資料で違法な研究を行おうとしていた。中国とつながりを持つ某外国の大学を支援するためだったという。

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