チベット人焼身自殺 政府感謝の映像公開 捏造の疑い濃厚
【大紀元日本10月31日】今年に入ってから、チベットでは相次ぎ10人の僧侶が宗教の自由等を訴えながら焼身自殺を図ったため、国際社会が強い関心を寄せており、海外のチベット人団体は中国政府への抗議を強めている。この状況下、最近、中国政府はある映像を公開して、焼身自殺を図った後病院に搬送された1人の僧侶が、政府を讃える内容の映像を公開した。一方、海外のチベット人団体はこの映像は中国政府が偽造したものだと指摘する。
四川省アバ県キルティ僧院の僧侶プンツォさんが今年3月16日、焼身自殺を図った後、病院に搬送された後に死亡した。政府が公開した映像はブンツォさんが病院で焼身自殺を後悔して、公安警察と医者が親切に対応してくれたとして感謝の意を表する内容だ。
一方、ノルウェー本部のラジオ放送局「ボイス・オブ・チベット」(VOT)は、ブンツォさんが当時重度のやけどを負っていたため、声を発するのはまったく不可能だった。この映像は明らかに中国政府が捏造したものであると報じた。
関連記事
中国の謝鋒駐米大使が20日、米ハーバード大学ケネディスクールで講演中、複数の学生活動家による抗議が起こり、演説は何度も中断された。抗議者は中国共産党によるチベット、新疆ウイグル自治区、香港での高圧的な政策を非難し、非合法な臓器狩りを糾弾した。
中国共産党は西部チベットと新疆ウイグル自治区を南北に走る「G216国道」で結ぼうとしている。専門家は1950年 […]
中国共産党政権はカンゼ・チベット族自治州にある巨大仏像を取り壊した。12月以来、三体目となる。信教を断念させるために精神的苦痛を与えることが狙いとみられる。ラジオ・フリー・アジア(RFA)2月28日付が報じた。
米国務省は13日、中国共産党政権によるカンゼ・チベット族自治州にある巨大仏像の破壊行為など、チベット仏教徒に対する弾圧行為に懸念を表明した。ここ数週間で二体の仏像が取り壊されており、同政権は地元の僧侶とチベット住民に解体
中国当局は最近、カンゼ・チベット族自治州にある巨大仏像を強制的に取り壊し、地元の僧侶とチベット住民に立ち合いを強要した。米国営放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)が4日報じた。