中国最大の河・長江に年間330億トンの汚水 警鐘鳴らす専門家
【大紀元日本11月2日】 長江は中国最大の汚水河になるかもしれない―。 中国国内の水質専門家が警告を発した。長江流域の水資源保護局が公表した最新の調査データによると、2009年度に長江に排出した汚水は330億トンに達し、全国の汚水総量の4割強を占めている。中国紙「南方都市」が報道した。
長江の全長は6300キロ、青海省のチベット高原から起源し、中国の華中地域を横断して東シナ海に注ぐ、アジア最大で世界第3位の河である。
その流域には成都、武漢、重慶などの重要工業都市、上海、南京などの商業都市を含む中国の19の省(市、自治区)があり、4.5億人に達する人口を全流域に抱える、中国最大の水源地である。
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