米英大手企業へのハッカー攻撃、中国在住男性が関与

【大紀元日本11月3日】米国のインターネット・セキュリティ会社がこのほど調査報告書を公表した。最近多発している、世界有数の大手企業のコンピューター・システムに対するハッカー攻撃について、仕掛け人の1人が中国在住の男性であるという調査結果を明らかにした。米国VOAが報じた。

本部がカリフォルニア州にある米国インターネット・セキュリティ会社シマンテック社によると、少なくとも化学と国防分野の企業48社が、今年7月下旬から9月中旬にかけて、ハッカー攻撃を受けた。その多くは米国と英国にあり、米経済誌「Fortune」の世界100社企業ランキングに選ばれた企業も含まれている。

この種のハッカー攻撃は産業スパイの類であり、知的財産を収集して、ビジネス競争で優勢に立つことが目的であるとシマンテック社は指摘した。

同社の追跡調査は最終的に米国国内のあるパソコンシステムに辿り着いた。しかし、この仮設された専用サーバーの保有者は、中国河北省在住の20代の男性である。彼は「ハッカー攻撃の仕事に雇われたい」と公然に明言したという。

 (翻訳編集・叶子)
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