巨額な罰金を命じられた艾未未氏に、1万人超が支援

【大紀元日本11月8日】北京の税務当局に巨額な追徴課税を命じられた中国の現代芸術家・艾未未氏(54)を、支援する動きが広まっている。

4月に脱税の容疑で逮捕され、現在仮釈放中の同氏に対し、税務当局は1日、1500万元(約日本円1億8千万円)の追徴課税と罰金を15日間以内に支払うよう命じた。一日遅延すると、20万元(約日本円240万円)の滞納金が発生するという。

同氏は、北京五輪のメインスタジオ「鳥の巣」のデザインに手がけるなど、芸術家として知られている一方、辛らつな政府批判で根強い人気を持つ。大学生や若者を中心とする支援者らの同氏の口座に送金する動きが広まっており、6日21時現在、すでに1万6人が348万元(日本円4176万円)を振り込んでいるという。

同氏は脱税の容疑について「事実無根」とし、振り込まれたお金は「必ず返済」すると自身のツイッターで約束し、「当局から送金を受け取らないようと警告された」とも明かした。

(翻訳編集・高遠)
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