中国公安当局、240億円の偽造薬品押収

【大紀元日本11月21日】中国各地の公安当局が大規模な合同捜査を行い、総額20億元(約240億円)の偽造薬品押収した。中国政府紙「新華社」が報道した。

それによると、公安当局は1.6万人の捜査員を投入して、約1770人の容疑者を逮捕し、偽造薬品の製造拠点350カ所を摘発。偽造薬品3億錠以上を押収した。

偽造薬品の効果をあげるために、国が使用禁止している人体の健康を著しく害する化学成分も、一部では使われている。また、廉価な薬品を包装し直して、高価な輸入薬として販売するとか、正規の薬品の包装材料を購入して、偽造薬品を充填するなど様々な偽造手口が公表された。

押収した偽造薬品には漢方薬も含まれており、百以上の銘柄に及ぶ。販路は主にインターネット販売や、違法経営の薬局・診療所だという。

公安当局の説明では、中国国内ではすでに偽造薬品の「生産、供給、販売」の産業チェーンが形成されている。

(翻訳編集・叶子)
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