深セン―香港高速鉄道の工事現場で死亡事故 疑われる「手抜き工事」
【大紀元日本12月3日】広州―深セン―香港間の高速鉄道(広深港高鉄)工事で死亡事故が発生した。南方都市報など複数の国内紙によると1日午前9時半ごろ、同鉄道の深セン市福田区の皇岡公園内にある地下トンネル工事の現場で、配筋中の鉄筋が崩れ、16人の作業員が生き埋めになった。当局の発表によると、2人が死亡し、3人が重傷を負っている。
事故は地下トンネルの鉄筋を組み込む最中に起きた。9時半ごろ、「突然機械の音が消え、電気も消えた」と作業員の龔さんは証言する。龔さんも崩れ落ちた鉄筋の下敷きになったが、自力で脱出した。「無数の鉄筋は剣のように地面に刺さっていた」という。
龔さんは四川省出身の出稼ぎ労働者。自分と仲間を雇った陳さんも他の人の下請けだと話す。
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