中国5大淡水湖の汚染が進み、「2億人の健康を脅かす」と報告書

【大紀元日本12月13日】「第一回中国湖フォーラム」で12月11日、5大淡水湖に関する調査報告が発表され、湖の水質汚染が「社会経済の発展に影響を及ぼしている」「水質の改善が急務だ」と警鐘を鳴らした。国内各紙や英BBCが報じた。

同報告書は中国科学院、南京大学など研究機関の20数名の専門家がまとめたものである。

鄱陽湖、洞庭湖、太湖、洪澤湖、巢湖は中国の五大淡水湖と数えられる。長江の中下流に位置し、流域付近に2億人が生活するほどの人口密集地で、経済が発展している地域でもある。五大淡水湖の汚染は生態環境に影響するだけでなく、付近で生活する2億人の健康が脅かされていると、報告書は問題の重大性に触れた。

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