【生活に活きる植物】49・綿(ワタ)

【大紀元日本12月16日】ワタはインド原産で、日本には8世紀頃伝えられたアオイ科の1年草。花は白、淡黄や紫色で、卵形の果実は成熟すれば3裂し、それぞれの室に5~7個の種子があり、長い綿毛が生えています。はじけて綿毛のあふれ出た白または色のついた種子は花のように愛らしく、コットンボール、綿花(めんか)と呼ばれています。収穫してすぐの種子(綿実子)からは綿実油が採れます。薬用、食用と多方面に利用されます。

【学名】Gossypium hirsutum

【別名】(古名)中綿、吉具

【成分】リノール酸、パルミチン酸など多数の脂肪酸、ゴシポールなど

【薬用効果】綿実子は催乳作用があり、種子5gを煎服します。また、含有するビタミンEは細胞の老化を防ぎ、癌の予防に効果があります。β―シトステロールが動脈効果や血栓の原因となる悪玉コレステロールの体内吸収を防ぎます。

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。