扉が閉まらなくなった北京地下鉄、カーテン装着で走行続行

【大紀元日本12月16日】故障で閉まらなくなった電車の扉にカーテンをつけて、引き続き走行する―。信じがたいこの話は作り話でなく、北京の地下鉄で実際に発生した。

中国紙「新京報」の10日付の報道によると、9日朝7時50分頃、北京地下鉄13号線の東直門発西直門に向かう車両は、龍澤駅で扉が故障して閉まらなくなった。駅員は「請勿倚靠(寄りかからないでください)」と書いた布をこの閉まらない扉に貼り付け、その傍らで見張り、そのまま地下鉄は走行を続けた。その3つ先の知春駅で修理が行われて、扉はようやく閉まった。

その後同地下鉄会社は、ダイヤを守るため、安全運行が確保される前提で、このような対策はまったく問題がない、ルールに沿っていると説明した。

市民からの情報によると、今回のような「布貼り扉」珍事は初めてではないという。今年6月7日、北京地下鉄5号線は恵新西街北口駅で、扉が故障して閉まらなくなったため、同様に布を貼り付けて、駅員が傍で警備して運行を続けた。

 (翻訳編集・叶子)
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