ゴミを餌にする肉牛 毎日1500キロが食卓に=広東省

【大紀元日本12月20日】広東省恵州市で最近、ある畜産農家がゴミを餌として肉牛を飼育していることが発覚、しかも毎日、1500キロもの「ゴミ餌牛」が市内で流通・販売され、一部は深センにも流通していることが明らかになった。

国内紙・南方都市報によると、この畜産農家は恵州市恵東県黄埠鎮にあり、経営許可を持たないが、100頭あまりの牛を飼育している。毎朝、飼育する牛に牧草を食べさせ、午後、ゴミ処理所に運びゴミを餌として食べさせるという。

現在、牛肉の販売価格は低下しており、科学肥料を使う飼育方法はコスト高で、農家は負担が増える一方だ。ゴミを食べる牛は通常の牛より「育ちが早く」、半年も早く出荷できると農家経営者は同紙記者に話している。

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