スーダンで中国企業襲撃事件 29人拉致される

【大紀元日本1月30日】スーダン南部の南コルドファン州で28日午後、現地で道路建設を行っている中国水電建設(国有)の拠点が反政府武装勢力の襲撃を受け、29人の中国人スタッフが拉致された。

襲撃したのは南スーダン与党・スーダン人民解放運動の北部勢力。同組織は、スーダン政府軍と交戦後に「中国人労働者の安全のために29人を確保した」との内容の声明を出し、「労働者らは無事」だとしている。中国人労働者のほか、スーダン政府軍の兵士9人も拘束したと話している。

中国側の情報によれば、この建設現場には中国人スタッフが全部で35人いるという。

事件が発生したのは南スーダンと隣接する地域で、紛争地帯のダルフール地方にも近い。石油埋蔵量が多いことで知られる。

国有企業である中国水電建設はここ数年、スーダンで道路やダムなどのインフラ整備をさかんに進めている。

(翻訳編集・張英花)
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