開発により湿地面積が激減=中国
【大紀元日本2月6日】かつて中国の湿地面積は6600万ヘクタールを誇り、数も豊富で様々なタイプがみられた。しかし土地利用などの人為的な破壊により、湿地の面積は急速に縮小していった。開発がもたらしたこの空前の生態への災難はどうしたら阻止できるのか。専門家は憂慮している。
湿地の存在は生命にとって非常に重要だ。湿地と森林、海洋は地球の三大生態系と呼ばれ、生物の多様性を育み「地球の腎臓」と讃えられる。新陳代謝は自然の摂理で、生態系が破壊を受ければ必ず人類に災いが及ぶ。そこで、97年に2月2日を「世界湿地の日」に定めた。第16回を迎えた「世界湿地の日」の今年のテーマは「湿原と旅」だった。
全ての生態系のなかで、湿地は人類の経済開発をもっとも受けやすい。湿地の消失と湿地の生態系の衰退は覆しがたい生態の災難をもたらすだろう。
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