海南省、火力発電所建設に1万人超がデモ

【大紀元日本3月13日】海南省楽東県で10日に行った火力発電所の着工式で、建設に反対する1万人を超える現地住民が抗議デモを開催した。同発電所の建設主は大手電力会社・中国国電グループ。

「石炭による火力発電に反対。環境を守ろう」などの横断幕を掲げる同県鶯歌海鎮の住民らは発電所の用地に通じる道路を封鎖。近隣の県からも応援が駆けつけた。人口1万8千人の同鎮の学校、商店、工場はすべて活動停止となった。

抗議活動はこれまで1ヶ月続いており、今回のデモは最大規模とされる。デモ参加者との衝突に備え、現地政府は多数の警官を式会場周辺に配置した。

排気ガスと汚染物を大量に排出する火力発電所は、近海の環境を汚染するため、漁業を生計とする住民らは最後まで反対活動を続ける意向を示している。

 (翻訳編集・高遠)
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