炭鉱事故相次ぐ 死者15人 行方不明7人

【大紀元日本4月17日】先週末、山西省及び河南省で炭鉱浸水事故が相次いで発生し、少なくとも15人が死亡、7人が行方不明となっている。ラジオ自由アジア(RFA)が報じた。

13日深夜1時頃、山西省長治市襄垣県の炭鉱で浸水事故が発生した。15日午前までに、炭坑内に取り残されていた11人の内、10人が死亡し、救急隊員は最後の生存者の救出に急いでいる。

当局は営業許可期限が過ぎているにもかかわらず採掘を続けた、同炭鉱のオーナー及び責任者等21人に対して、全ての資産及び銀行口座を差し押さえた。

一方、14日午後4時頃に発生した河南省平頂山市にある炭鉱にも浸水事故が発生し、翌日午後2時までに5人の死亡が確認された。事故発生当時、炭坑内は53人が作業しており、42人が即時に撤退したが、現在は6人が行方不明となっている。

中国政府の資料によると、2011年に国内で発生した炭鉱事故による死者は1973人で、2010年に比べて19%減少したものの、依然として高い水準となっている。

 (翻訳編集・余靜)
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