実写版「給料泥棒」 23年間の休暇を取得するも給料支給=浙江省

【大紀元日本5月7日】中国では実録版「給料泥棒」の存在が明らかになった。浙江省永康市の地元紙・永康日報は3日、同市の公務員のうち、最長23年間出勤していない者を含む計192人が長期休暇を取り続けており、その一部は給料が通常通り支給されているという。なかには刑事処罰を受けた服役中のものも含まれている。

記事によると、うち69人が病気または私用のために長期休暇を取得したが、休暇終了後も欠勤している。しかも、そのうちの57人には未だに給料が支払われ続けているという。また、刑事処分を受けたものが7人おり、うち2人は執行猶予期間にある。また20年以上の長期有給休暇取得者が3人、10~20年の長期有給休暇取得者が8人いる。

最も長く有給休暇を取り続けているのは、ある学校教員の胡さん。1989年11月、病気を理由に休暇を取り現在に至っている。その間、給料は支給され続けているという。

また、公的機関に務める親の利権を利用し、まだ大学在学中の子を架空に就職させ、毎月、給与を不正に受け取るという事実も発覚している。本人の死亡を申告せず、親族が給与を受け取り続けるものもいる、と同紙は伝えている。

(翻訳編集・余靜)
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