「潜水艦の低い隠密性が悩み」軍総参謀部情報筋

【大紀元日本5月17日】近年、海軍力の増強に取り組んできた中国だが、深い悩みがあるようだ。中国海軍は現在、約200隻の近代的潜水艦を有し、原子力空母の建設も予定している。しかし、中国人民解放軍総参謀部の情報筋によると、潜水艦の命である隠密性の低さに軍幹部は悩まされているという。

同情報筋が大紀元に伝えたことによると、軍上層部は潜水艦が内海を離れると、すぐに日米の対潜センサーに捕捉されてしまうため、公海に進入できないことに頭を抱えているという。「通常動力型潜水艦か、原子力潜水艦かまで正確に判別されてしまうため、 日米の探知方法を探るために、数年前、総参謀部から多数のスパイが派遣された」と同情報筋は語る。

中国の潜水艦はロシアの製造技術を導入しているが、時代遅れのものが多い。核攻撃を受けた際、米国本土にまで核による報復を加えることができるという最新鋭の戦略ミサイル原子力潜水艦「094」型も、設計上の問題が原因で潜行時の騒音が大きいため、内海から出られない、とカナダの軍事専門誌は報じている。

「中国の潜水艦は鉄くず同然。戦闘力がなく、すべての動きが日米に捉えられている。公海にはまったく出られない」と、ある潜水艦基地の幹部が語ったと、他の情報筋も伝えている。

(翻訳編集・高遠)
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