進水翌日に橋に衝突する大型客船 データに誤りか=浙江省

【大紀元日本5月28日】23日10時ごろ、浙江省温州市で大型遊覧船が沿岸高速道路の温州大橋を通過する際、船体の最上部が橋底部分に接触し、船の上端にある煙突2本が折れるという事故があった。新華社が報じた。

事故に遭ったのは全長158メートル、幅30メートル、7階建の「明珠七号」。事故前日の22日に進水し、内装工事のため23日に同市内にある郭公山埠頭まで牽引される途中に事故が起きた。

同船は牽引される前、専門家による審議が行われ、橋の通過に問題がないことが確認されている。だが、専門家が提供したデータと実際の状況は異なるものであった。

事故によって、船の上端にある煙突2本が折れている。橋の側面にある約幅3.0メートル、高さ2.5メートルのコンクリート部分が脱落し、鉄筋が露出するなど損傷が確認された。

同船はデッキ、キャビン、マーケット、飲食店、バーなどの施設が完備され、温州明珠遊船会社が2億元以上を投資し、建造されたという。機関がなく、牽引されての遊覧となる。完成後、5つ星クラスのホテルとして営業される予定。

この豪華客船は05年に温州市政府の許可を得て建造が開始され、当時の重要なプロジェクトだった。

(翻訳編集・坂本)
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