また毒粉ミルク騒動 一部製品に水銀混入

【大紀元日本6月18日】中国国家質検総局(品質監督機関)14日によると、内モンゴル伊利実業グループ有限公司で生産された乳児用粉ミルクの一部製品に水銀が混入しているのが明らかになった。「商品はすでに緊急回収された」と新華社通信は報じているが、粉ミルクに対する消費者の不安は再び広がった。

最近、食品安全リスク監視機構の検査により、一部の乳児用粉ミルクに水銀混入が発見されてから、国家食品質検センターは国家質検総局の指示を受け、国内各メーカーから生産された715種類の乳児用粉ミルクの全商品に対して水銀混入検査を実施した。その結果、伊利グループの乳児用粉ミルクメーカーが生産した一部商品から水銀が検出された。同メーカー以外の乳児用粉ミルクから水銀は発見されなかったという。

14日、内モンゴル伊利実業グループ有限公司は2011年11月から12年5月の間に生産された対象商品の緊急回収を行い、原因究明と善後処置を行っている。

▶ 続きを読む
関連記事
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
「忙しい=充実」と思っていませんか。最新の研究と実体験から、過度な忙しさが心身や人間関係に及ぼす見えない代償を解説。立ち止まることの本当の価値を考えさせられる一編です。
透析は命を救う治療だが、腎臓が本来持つ「回復力」を見えにくくしてしまうこともある。必要な時だけ透析を行う新たな治療法で、回復率が高まったという研究と、透析を離脱できた女性の実体験。