有害食品を解説するソフト ダウンロードが殺到

【大紀元日本6月18日】中国で話題を呼んでいるインターネット無料ソフト・「中国求生手冊(中国サバイバルブック)」は3日間で既に20万を超えるアクセスが殺到した。

「食べていいもの」と「食べてはいけないもの」など、中国食品安全情報が満載の同ソフトは、アップルストアから無料でダウンロードするソフトの中で、トップを占めている。さらに、現在はスマートフォンやタブレットPCなど携帯向けのアンドロイドアプリからもダウンロードできるようになったという。

同ブックは現在話題になっている食品について、有害成分を示すなど説明を付けている。「ユーザに点数を付けてもらったところ、すでに五つ星の高い評価を得ている」とあるネット技術者は言う。

2008年、有毒化学物質メラミン入り粉ミルクの事件が発生した後、中国の食品安全問題が国民の最大の関心事の一つとなった。有毒米、有毒小麦粉、有毒食用油、有毒塩、有毒饅頭、有毒肉などなど、大人から子供、お腹の赤ちゃんまで有毒食品で被害に遭っている。

昨年、上海复旦大学大学院生は2004年以降の食品調査報告3000件の結果をまとめたデータベースサイト「掷出窓外」「窓の外に投げ捨てろ」を公開した。今年、「中国サバイバルブック」のソフトが人気を得ていることは、中国の食品安全性問題に市民が高い関心を持っていることを物語っている。

開発者はソフトの前書きに「たくさんの人に活用してもらいたい。食べてはいけないものの知識を広めたい」と述べたが、「このソフトを使用する人がいなくなってほしい。そのとき、すべての食品は安全になるに違いない」との願いも書かれた。

 (翻訳編集・余靜)
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