誠実が一番
【大紀元日本6月19日】競争の激しい昨今、誠実で正直な人は不器用であると言われます。ずる賢い人が出世し、利口な人が利益を得る時代。しかし、その一方で世の中の人間関係はとても緊張しています。誰も本音を語らない、味気ない世の中で、誠実な人は本当に稀有な存在。古人曰く、「誠は五常(仁、義、礼、智、信)の本であり、百行の源である」。今、誠実な人は宝石よりも貴重なのです。
晏殊が朝廷に仕えている時、国は安定していたので、殆どの官_li_は遊興に耽っていた。楼閣や酒場は重厚なカーテンで覆われ、その中で官僚たちは思う存分遊びに興じることができる。一方、晏殊は当時非常に貧しく、他の官_li_と一緒に豪遊することができなかったため、兄弟と共に家で勉学に励んだ。ある日、東宮(太子が住む場所)に仕える官_li_に晏殊が選ばれたという噂が広まり、大臣たちもその理由が分からなかった。次の日、朝廷に集まった大臣たちに、皇帝が説明した。「最近、多くの官_li_たちが遊興に耽る中で、晏殊だけが家にこもり、兄弟たちと勉強していたと聞いている。このように、慎重で用心深い人間が東宮に使える資格があるのだ」
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