<真善忍美術展作品鑑賞>法輪が舞う

【大紀元日本7月4日】マンハッタンの街頭。ポストモダンの看板とネオンがまるで人々を別世界に誘っているかのようである。巨大な電光掲示板に映し出される冷ややかな表情のモデルと世界の末日を思わせるニュースに、人々は自分が今どこにいるのかと疑いを持つ。歪んでかけられた看板の下を行く人は冷たい表情にだらしない身なりをしており、そこの空間はまるで押しつぶされ、歪んでしまったかのようである。

この一切が雑然と乱れた空間の中、全身が黄金色に輝く若い女性が一人静かに座禅している。ブロンドの髪に淡い黄色のTシャツ、そして少し赤みを帯びた黄金色のスカート。彼女の髪の毛とTシャツからは燦然と光が放たれ、周りの喧騒から彼女を隔離しているかのようである。また、ピンと背筋を伸ばして座禅する姿勢も、周りの雑然とした一切とは大きな隔たりがある。彼女とその周囲は一切が清浄で崇高なのに対し、そのあたり一帯は一切が混沌としている。まるで、彼女は現代世界とは隔絶された生命であり、その体からはある種のエネルギーと強い意念が放たれ、周囲の風景を凌駕しているかのようである。

静座から生まれる変化

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