接待でのフカヒレ料理を禁止へ 環境保護と腐敗防止のため

【大紀元日本7月6日】高級中華料理として知られるフカヒレ料理を公務接待で禁止することが検討されている。3年以内の施行を目指すと当局関係者は明かした。英BBC中国語版が3日に報じた。

全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の丁立国代表が、昨年3月に開かれた第11回全人代で、フカヒレの取引禁止と海洋生態環境の保護を提案したことがきっかけだった。

資料によると、年間7399万頭のサメはヒレが切り取られ、海洋生態のバランスに深刻な影響を及ぼしているという。

さらに、中国の漁民は生きているサメからヒレだけを切り取り、その後サメを海に捨てるため、ヒレを失ったサメがほとんど死亡するので非人道的である。

一方、中国では、公費海外出張、公用車、公費接待に使われる「三公経費」は腐敗の代名詞として市民から批判されており、昨年は1170億円に達した。温家宝首相は3月の政府会議で、「三公経費」を厳格に抑制し、ゼロ成長の実現を求めた。

(翻訳編集・余靜)
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