6月製造業PMI、48.2 8ヶ月連続低水準

【大紀元日本7月7日】英金融大手HSBC銀行が2日に発表した中国6月製造業部門購買担当者景気指数(PMI、季節調整済)は5月の48.4から0.2ポイント低下して48.2となった。景況の改善と悪化の分かれ目である50を下回ったのは8カ月連続だ。

また、中国の景気減速が続くため、HSBC銀行は中国の第2四半期(4~6月期)国民総生産(GDP)成長率が8%台を割り込み、7.8%に低下すると見通しを示した。中国が4月に発表した第1四半期(1~3月期)のGDP成長率は8.1%で、3年ぶりの低水準となった。

同銀行チーフエコノミストの屈宏斌氏は、欧州債務危機により外需が低迷する中、人民銀行が6月に実施した利下げ政策が国内需要の改善をもたらせなかったため、中国経済成長は依然と減速し続け、国内雇用市場に一層の圧力を与えるとの見解を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。