カザフスタンの金メダリストは中国人だった 「養狼計画」の成果か

【大紀元日本8月3日】ロンドン五輪の女子重量挙げでカザフスタンの2人の女子選手は金メダルを獲得したという「快挙」を成し遂げた。しかし、中国メディアによると、2人は「中国人」であり、「快挙」の背後に中国スポーツ界が推し進めている「養狼計画」があったと伝えた。

「中国人」と指摘されたのは53キロ級の金メダリスト、ズルフィア・チンシャンロ(19)と63キロ級を制したマイア・マネザ(26)。ロンドン五輪公式データでは、チンシャンロは同国最大の都市アルマトイの出身。清代に中央アジアに逃れた回族の末裔とされる東干族で、伝統的に中国語を話すことができるという。マネザは、キルギス生まれで両親とともに10年ほど中国で暮らした経験がある。

一方、中国メディアは、2人とも中国で生まれ育ち、本名はそれぞれ「趙常寧」「姚麗」であり、湖南省のチームに所属していた選手だった。競技の普及計画である「養狼計画」でカザフスタンに送り出されたと報じた。

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