夜行バスがタンクローリーに追突炎上 36人死亡=陝西省

【大紀元日本8月27日】陝西省延安市の高速道路で26日未明、長距離バスが先を走っていた燃料輸送中のタンクローリーに追突する事故が発生、積載していたメタノールが流出して引火し、バスが激しく炎上した。中国当局の公表では、36人が死亡し、3人が負傷した。

国内メディアの報道によると、事故のバスは2階建タイプの寝台バス。25日午後5時頃、内モンゴル自治区のフフホト市を出発し、約800キロ離れた陝西省西安市に向かっていた。現場に残されたバスのブレーキ痕は10メートルほどに達し、バスの車体前方はタンクローリーに2メートルほど押しつぶされていることから、事故当時、バスは相当速いスピードを出していたとみられる。

バスには定員いっぱいの39人が乗っており、運転手を含め36人が死亡し、3人が窓から脱出した。うち2人は割れた窓ガラスから強引に脱出し重体。1人の軽傷者は車体後部の唯一開閉できる窓から脱出した。

乗降口が1つしかないことや、窓が全密封タイプであることも多くの死者を出した理由だと指摘されている。

一方、タンクローリーの運転手2人は無事だった。すでに警察当局から取り調べを受けているという。

(翻訳編集・叶子)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明