Where is she? 習副主席の行方をめぐり、隠語飛び交う中国ネット

【大紀元日本9月12日】「Where is she?」 今、中国のインターネットでは、この文は「習近平はどこに?」という意味になっている。sheは習(中国語:xi)の発音と似ているからだ。

暗殺未遂説がインターネットで噂されている中国の習近平副主席の行方をめぐって、情報を探るネット利用者の間で、工夫を凝らした隠語が飛び交っている。当局が関連用語による検索を規制し、情報封鎖を図っているためだ。

「習近平」はもちろん「副主席」「背部負傷」「太子」(次期指導者にちなむ)、そして「車椅子でも出られない?」まで敏感なキーワードとして規制された。ネット利用者は様々な隠語を駆使して規制の網をかいくぐっている。

sheのほか、同じく暗殺に遭ったと噂されている国務委員・賀国強氏もheと表現されている。中国語では、賀の発音はheと表記される。同じ理由でwhoは胡錦涛国家主席を指す。これを手がかりに、次の英語まじりの書き込みを読み解くことができる。

Apparently, She has gone! 明らかなことに、習は消えた。

she和he都失踪十多天了。 習と賀は10日間以上姿を消した。

She真的是被靠边站了吗? 習は本当に失脚した?

She受伤?Who干的? 習は怪我した?胡がやったのか?

一方、ネット利用者と同じように、この話題に興味津々なのは各国メディアの記者。11日の中国外務省の定例記者会で、ある記者は露骨にも「習副主席はまだ生きているのか」と質問した。「真面目な質問しか受け付けない」と報道官はぶっきらぼうに答えた。米VOAは、習・賀の行方をめぐる一連の騒ぎは娯楽性を帯びるようになったと伝えた。

 (翻訳編集・高遠)
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