党大会へ向けての最終準備会議が開幕 主要人事決着へ

第7回総会の会場となる北京京西賓館(大紀元)

【大紀元日本11月2日】中国共産党第17期中央委員会第7回総会が1日、北京で開幕した。8日からの党大会で行われる10年ぶりの最高指導部交代に向け、今回の会議ではその最終的な調整が図られる。

総会では現役中央委員会委員らが、今後5年間の党・国家の方向性を示す中央委員会報告案や党規約の改正案などを討議するほか、主要な人事などの最終決定も行われる見通しだ。

香港紙・文匯報と大公報によると、刑事捜査を受けている重慶市元トップ薄煕来氏と、重大な紀律違反で免職された鉄道部元トップの劉志軍氏についての調査報告も総会で審議される。2人とも中央委員会メンバーだったが、現在、党籍が剥奪されている。

薄氏、劉氏ともに江沢民一派の元実力者でもある。最近では、中央軍事委員会の建物にあった江沢民前軍事委員会主席の執務室が閉鎖されたことも伝えられており、江一派の没落が目立っている。 

(翻訳編集・叶子)
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