胡主席元側近の妻逮捕の情報 反腐敗のアピールか=仏メディア

【大紀元日本12月6日】仏国営ラジオRFIは5日、海外華字メディア博訊の情報として、中央統一戦線部の令計画部長の妻・谷麗萍氏が3日に逮捕されたと伝えた。

谷氏逮捕の情報をいち早く伝えたのは北京中新社の記者だった高瑜氏。高氏はその後、香港メディアの取材に対し、逮捕の容疑が汚職である可能性が高いと述べた。

さらに、現職部長夫人の逮捕は最高指導部の意思によるものだとの認識を示し、「新体制は反腐敗で民心を籠絡するしかない。そのアピールに谷氏がやり玉に挙げられたのではないか」と政治的意図が絡んでいると分析した。

令部長といえば、胡錦涛国家主席の「大番頭」として活躍し、一時、次期指導部入りを取りざたされていたが、3月に息子が北京市内で起こした交通事故の隠蔽を図ったとして、当時の要職・中央弁公庁主任の座から実権のない現職に追いやられた。

その息子は事故で死亡し、同乗者女性も1人死亡、1人重傷だったという。事故後、被害者家族の口座に数千万円の「口止め料」が振り込まれた。

(翻訳編集・高遠)
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