上海の鉄鋼大手で死傷事故 １６００℃の溶融鉄が流出
【大紀元日本12月18日】中国鉄鋼大手の宝鋼集団は１７日、上海市内の製鉄所で、溶解した銑鉄の入った容器がひっくり返る事故が起きた。作業員２人が死亡、１３人が負傷。負傷者の中、全身火傷で危篤状態に陥った１人を含み、６人が重傷で入院治療を受けている。地元紙・東方早報が報じた。
事故は現地時間の午前９時ごろに発生。事故当時、容器に１６００℃の溶融銑鉄２７０トンが入っていたという。事故原因は当局が調査を進めている。
中国では２００７年、遼寧省鉄嶺市にある鉄鋼工場でも同様な事故が起きており、高温の溶融金属が会議中の作業室に流れ、３２人が死亡する大惨事が起きていた。
（翻訳編集・張凛音）
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