スコットランドでは、背が高くてハンサムな男性がニュー・イヤーに初めて家のドアを通るという風習がある(Kinwart/Creative Commons)

世界の新年 英国 スコットランド

日本のクリスマスと正月の感覚を入れ替えると、英国のものと重なる。つまり、クリスマスは家族が集い祝うひとときで、正月前夜の大晦日は、友人とのパーティーが主流で、元旦は二日酔いで迎える。テレビでも今ひとつ、日本のような盛り上がりがない。

 そんな中、スコットランドだけは、1月2日も祝日で、日本人のような新年へのこだわりがある。 年越しはホグマニー(Hogmany)と呼ばれる。スコットランドの地域の伝統としては、夜中の12時の鐘が鳴り終わると、背が高くハンサムな男性が(事前に選ばれる)家の扉を叩き、最初の一歩(first foot)をその家にもたらす。この訪問者にはウィスキーと贈り物がふるまわれる。かつては訪問者への贈り物として、懐を温めるために石炭のかけらが渡されたそう。寒い地域ならではの相手を思いやる風習だ。

 

▶ 続きを読む
関連記事
いお茶やコーヒーをそのまま飲む習慣に注意。非常に熱い飲み物とがんリスクとの関連を研究が示しました
唐代の奇書『酉陽雑俎』を手がかりに、未知を排除せず包容する中国文明の精神と世界の広がりを描き出す。古人の謙虚な姿勢から学ぶ
目のかすみ、ドライアイ、まぶたのけいれん。強いストレスが目に現れる仕組みと、見逃したくないサインを紹介します
AIに思考や執筆を任せることで、私たちが失っているものとは?アマゾンの6ページ文書文化に象徴される「苦労して考えるプロセス」の重要性を紐解き、AI依存が招く思考の均質化や認知的オフローディングの罠、そして主体性の喪失に鋭く迫る必読論考。
近年は現代医学でも、腸内環境と皮膚の健康をつなぐ「腸皮膚軸」に注目が集まっています。シミを表面だけでなく、内側から見直す視点を紹介します