【修煉と健康】 アルコール中毒からの脱出

【大紀元日本1月22日】祖父の代から親兄弟まで皆が大の酒好きという台湾の台南県永康市に住む陳柏湘さん。陳さんは毎日酒を欠かしたことがなく、彼らは隣近所から「酒豪の名門」と呼ばれていた。陳さんも20歳になる前から酒を飲み始め「名門」の一員となり、「酒を飲みだしたら止まらなくなり、酔うまで飲まないと気が済まない」というレベルにまで達していた。

その結果、陳さんは長期の飲酒により、中年以降、身体の不調を多々訴えるようになった。胃潰瘍、胃下垂、アルコール性肝炎、坐骨神経痛、更に憂うつ、不眠、怒りっぽい、苛立ちなどの精神症状が現れ、様々な治療を受けても一向に良くならなかった。親族の中には、飲酒が原因で若いうちに肝がんや脳卒中になり、飲酒運転で事故死した人も数人いた。しかし、それにも関わらず陳さんは酒を止めようとは思わなかったのである。

健康を取り戻すために数種類の気功を試したが大した効果は得られなかった。2001年10月、法輪功(法輪大法)に出会い、試してみようと法輪功の基本的な原理を説明する『轉法輪』を借りて読み始めた。本を読んで三日目、常におもだるくて痛みのあった左肩が急に軽くなり、更に読み続けているうちに右肩の痛みも消えた。彼は法輪功の効果を体験し、修煉することを決意した。

『轉法輪』には、修煉者は酒を止めるべきだと書かれている。陳さんは、大好きな酒を止めることを宣言した。周りの人は誰も、彼が本当に酒を止められるとは思わなかった。しかし、宣言した日から彼は二度と酒を口にせず、飲みたいという気持ちも起こらなかった。通常、断酒する時は様々な禁断症状に悩まされるが、何の症状も出なかったという。その後、健康状態は一気に改善しそれまで悩まされていた心身の症状は知らないうちに消えていった。

心身ともに健康になった陳さんは、法輪功の修煉で要求されている「真、善、忍」の原則に従って自分を律し、より多く社会貢献するために様々なボランティアの仕事を始めた。

陳さんは、「私は法輪大法の素晴らしさを実証する機会を与えくれた法輪功の創始者・李洪志先生に心から感謝します」とよく話している。

(翻訳編集・文子)
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