中国外務省「対話による解決を望む」 尖閣問題をめぐって

【大紀元日本1月19日】中国外務省の洪磊報道官は17日と18日の記者会見で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐって、対話による解決を望んでいると述べた。

17日の会見では、 「健全で安定した中日関係を発展させることは中日両国と両国人民の根本的利益に即している」と述べ、日中間の4つの政治文書(日中共同声明、日中平和友好条約、日中共同宣言、戦略的互恵関係の包括的推進に関する共同声明)に基づき、日中の戦略的互恵関係を引き続き推進すべきことを主張した。

また18日でも、領土問題について、中国の立場を強調した一方、対話による解決を望んでいると述べた。「中日は意思交換を続けている」「日本が冷静になり、誠意を示し、中国と向き合い、話し合いで問題を解決・管理する方法を見つけ出すことを望んでいる」などと話した。

(翻訳編集・張凛音)
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