1歳児が当局の車に轢かれ死亡 一人っ子政策をめぐって=浙江省

【大紀元日本2月7日】浙江省温州市の村で5日、1歳1ヶ月の乳児は一人っ子政策違反したとして自宅に訪ねてきた役人の車両に轢かれ、死亡した事件があった。地元警察当局が関係者2人を拘束したと報じられた。

 中国国内メディアによると、3人目を妊娠中の女性の元を訪れた家族計画担当役人11人は、家族に対し3万元(約45万円)支払うか、拒否すれば女性を拘束すると警告。女性が当局の車両に強制的に乗せられたため、夫は役人らともみ合いになった。車が発進しようとするとき、夫は第2子の男児を母親に渡したが、車内の役人に投げ出され、車に轢かれたという。共産党機関紙・人民日報は、事故は「不注意により起こったもの」と伝えている。

 中国では人口増加は国の発展を妨げるとして、都市部の家族は子どもの数が1人、農村部は2人と規定されている。この政策はすでに30年以上続いている。2人目を妊娠した場合、出産するならば年収1~2年分ほどの高い罰金を課せられる。あるいは中絶と不妊手術を行う。

 現在、役人1人と運転手が身柄を拘束されている。

 家族計画担当の役人は日頃から高圧的な手段で公務執行しているため、市民らの不満が高まっている。今回の事件をきっかけに周辺住民1000人は政府庁舎前で抗議活動を行っている。

 昨年6月、当局に強制堕胎手術を受けた女性が、術後間もない胎児の遺体と病院のベッドに並んで横たわる写真がインターネットに流出し、非道な政策の強硬施行に批判の声が国内で高まった。しかし当局は、人口抑制には最も有効として同政策を当面の間、継続する意向を示している。

 

 (翻訳編集・佐渡 道世)
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